『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

ミューラル・アート(壁画)を描く人々@サンフランシスコのミッション地区

サンフランシスコのミッション地区(Mission District)には数多くのミューラル・アート(壁画・Mural Art)が見られ、ミューラル・アートに関わる団体もあります。

少し前、ミッション地区を歩いていた時、次のようにミューラル・アートを描いている人々を見かけました。


24th StreetとCapp Streetの交差点の北西角にある建物では、外壁に足場が組まれ、何人かが建物の壁面にミューラル・アートを描いていました。掲示によると「JUSTIC 4 MILCAR MURAL」というタイトルの壁画のようで、寄付も案内されていました。
1ヶ月ほどした後、付近を通りかかりましたがまだミューラル・アートは制作途中であり、ミューラル・アートはかなりの時間をかけて制作されているようです。

写真は18th StreetとValencia Streetの交差点の北東角。若い女性が脚立を使って、筆でミューラル・アートを描いていました。

24th Streetから南に入る路地(Alley)では、Balmy Alleyをはじめ多数のミューラル・アートが見られます。写真は24th Streetから南に入る路地の1つ、Cypress Streetで、女性がスプレーでミューラル・アートを描いていました。

18th Streetの、Oakwood StreetとDolores Streetの間にあるガレージの壁面には男性がミューラル・アートを描いていました。文字だけのミューラル・アートで一番上には「投票(私たちの権利であり市民の義務でもある)」(Vote (our right and civic duty))と描かれています。


ここで紹介したミューラル・アートが新たに描かれているものなのか、既存のものの修復なのかはわかりませんが、数日の間にこれらの光景を見かけたということからは、ミッション地区のミューラル・アートはには定期的に手が加えられているものであることが伺えます。