『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

岩手県大船渡市の「居場所ハウス」が10周年を迎えます

岩手県大船渡市の「居場所ハウス」は2013年6月13日にオープン。今年、2023年6月でオープンから10周年を迎えます。2023年6月11日には十周年記念感謝祭を開催予定です。

オープンから2023年3月末までの延べ来訪者は63,898人。1日平均にすると21.7人になります。2015年5月の食堂開始から2023年3月末までの延べ食堂利用者は22,140人。1日平均にすると9.6人になります*1)。

2022年度の来訪者、食堂利用者には次のような特徴が見られます。
「居場所ハウス」は、2020年に新型コロナウイルス感染症が発生して以来、臨時休業の日をもうけたり、行事や教室を取りやめたりするなどの対応が行われてきましたが、2022年度からは少しずつ行事や教室が再開。1日平均の来訪者は、新型コロナウイルス感染症によって減少しましたが、2022年度は、2020・2021年度に比べて増加となっています。
食堂は2015年5月から開始されていますが、2020年7月からは、新型コロナウイルス感染症への対応として見守りを兼ねたお弁当の配達が始められました。1日の食堂利用者は、2022年度がこれまでで最多になっています。


■注

  • 1)来訪者、食堂利用者にはスタッフを含む。食堂利用者にはお弁当の配達、テイクアウトを含む。

(更新:2024年4月10日)