映画『精神』
想田和弘監督の映画『精神』を観た。 『精神』は、外来の精神科診療所「こらーる岡山」の人々(医師やスタッフ、心の病の当事者ら)を撮影したドキュメンタリー映画。 リーフレットには次のように紹介されている。 カメラがじっと目を...
想田和弘監督の映画『精神』を観た。 『精神』は、外来の精神科診療所「こらーる岡山」の人々(医師やスタッフ、心の病の当事者ら)を撮影したドキュメンタリー映画。 リーフレットには次のように紹介されている。 カメラがじっと目を...
上野の国立科学博物館で開かれていた特別展「1970年大阪万博の軌跡」(2009年1月22日〜2月8日)に行きました。 大阪万博は千里ニュータウンの隣で1970年に開催されました。自分自身はまだ生まれてもいない時代のことで...
日本では、親が子どもに対して「お前はうちの子ではない。○○から拾って来た子だ」と言う習わしがあるようです。 竹内徹氏の『お前はうちの子ではない、橋の下から拾って来た子だ』(星和書店,1999年)は、この言い習わしについて...
最近、「隣人祭り」という言葉を時々見聞きする。 色づいたイチョウが降り積もった公園。「初めまして」。あいさつを交わす高齢者らは同じ団地の住民だ。「隣人祭り」と題したコミュニティーづくりのイベントが昨年十一月、東京都立川市...
デザインとは個性の表現ではなく、新しいものに変えることでもない。何かをより良くすることである。 人に「どんなデザインが欲しい?」と聞いても、きっとその人は答えられない。でも、いいデザインに出会ったとき、人は「こんなのが欲...
千里ニュータウンの「ひがしまち街角広場」のように、地域の人たちが開き、運営している場所を見るたびに、建築計画学の専門家の役割って一体何だろうかと考えてしまいます。このようなことを考えながら読んでいた本の中で、次のような文...
アメリカ合衆国の社会学者のウィリアム・ホワイトによる『ストリート・コーナーソサエティ』(有斐閣, 2000年)を読みました。 ボストンのノースエンド(Nort End)における「街かどのギャング団」を対象としたフィールド...
の1年は、色々な意味で節目の年になりました。節目の年の終わりとして、これまでのこと、そして、これからの目標を書いておきたいと思います。 年末に本棚を整理していたら、随分前、ある授業で紹介してもらった本を見つけました。こん...
次のような新聞記事を見つけました。 マンションに地元の特定非営利活動法人(NPO法人)が事業所を構え、入居者向けに生活支援サービスを提供する——。独居高齢者にとって心強い仕組みが広がっている。空室活用から始まった試みだが...
佐藤優氏の『国家の罠:外務省のラスプーチンと呼ばれて』を読んだ。 1年ぐらい前に紹介してもらった本。すぐに購入したものの、なかなか読む機会がなく、ずっと本棚に眠っていた。最近、ふとこの本を手に取り、ひきこまれるようにして...