デザインについて
デザインとは個性の表現ではなく、新しいものに変えることでもない。何かをより良くすることである。 人に「どんなデザインが欲しい?」と聞いても、きっとその人は答えられない。でも、いいデザインに出会ったとき、人は「こんなのが欲...
デザインとは個性の表現ではなく、新しいものに変えることでもない。何かをより良くすることである。 人に「どんなデザインが欲しい?」と聞いても、きっとその人は答えられない。でも、いいデザインに出会ったとき、人は「こんなのが欲...
千里ニュータウンの「ひがしまち街角広場」のように、地域の人たちが開き、運営している場所を見るたびに、建築計画学の専門家の役割って一体何だろうかと考えてしまいます。このようなことを考えながら読んでいた本の中で、次のような文...
アメリカ合衆国の社会学者のウィリアム・ホワイトによる『ストリート・コーナーソサエティ』(有斐閣, 2000年)を読みました。 ボストンのノースエンド(Nort End)における「街かどのギャング団」を対象としたフィールド...
の1年は、色々な意味で節目の年になりました。節目の年の終わりとして、これまでのこと、そして、これからの目標を書いておきたいと思います。 年末に本棚を整理していたら、随分前、ある授業で紹介してもらった本を見つけました。こん...
次のような新聞記事を見つけました。 マンションに地元の特定非営利活動法人(NPO法人)が事業所を構え、入居者向けに生活支援サービスを提供する——。独居高齢者にとって心強い仕組みが広がっている。空室活用から始まった試みだが...
佐藤優氏の『国家の罠:外務省のラスプーチンと呼ばれて』を読んだ。 1年ぐらい前に紹介してもらった本。すぐに購入したものの、なかなか読む機会がなく、ずっと本棚に眠っていた。最近、ふとこの本を手に取り、ひきこまれるようにして...
先日読んだ本の中に次のようなことが書かれていました。 「思い」というのは、「言葉にできないことがある」という事況そのものを言い換えた語にすぎません。「思い」が言葉の前にあったわけではありません。言葉を発したあとの「その言...
最近、『日本経済新聞』で「進化する図書館」という特集記事が掲載されていた。この特集の第1回として、「終日過ごせる図書館」をコンセプトとする東京都北区立中央図書館が紹介されている。 さんさんと自然光が差し込むテーブルで、コ...
先日、東京都江戸川区にある喫茶店、「親と子の談話室・とぽす」に行きました。 顔を見ると、「久し振り、最近どうしてるのかなぁと思ってた」と声をかけてくださり、それだけでホッとした気持ちになります。 「親と子の談話室・とぽす...
先日、「公文書館、コミュニティ・ミュージアム」という記事を投稿したところ、「団地建替で、高度成長期の生活資料や写真・8mmフィルムなどが大量に捨てられているのではないかと心配です」とのコメントをいただいた。偶然、8mmフ...