「親と子の談話室・とぽす」:居場所として、創造の場所として(場所を考える-62)
2024年9月7日、タワーホール船堀で開催の「第28回『とぽす』とその仲間展」の会場で、「親と子の談話室・とぽす」(以下、「とぽす」)のドキュメンタリー映画『とぽす~豊かな交わりの場所として~』(豊島仁監督、2024年)...
2024年9月7日、タワーホール船堀で開催の「第28回『とぽす』とその仲間展」の会場で、「親と子の談話室・とぽす」(以下、「とぽす」)のドキュメンタリー映画『とぽす~豊かな交わりの場所として~』(豊島仁監督、2024年)...
新潟市東区の「実家の茶の間・紫竹」は、「地域の茶の間」の創設者である河田珪子さんらと、新潟市との協働事業として、築約50年の民家(空き家)を活用して開かれた場所。目的は「『助けて!!』と言える自分をつくる、『助けて!!』...
新潟市の「実家の茶の間・紫竹」についての文章を、『さぁ、やろう』(さわやか福祉財団, 2025年2月)に寄稿させていただきました(PDFファイルはこちらからご覧いただけます)。 「実家の茶の間・紫竹」は、「地域の茶の間」...
フランス文学者で思想家、武道家でもある内田樹(2023)は、図書館について次のように述べています。 「図書館の使命は『無知の可視化』だと思うんです。自分がどれほど無知であるかを思い知ること。今も無知だし、死ぬまで勉強して...
2024年11月29日、日本建築学会の第19回住宅系研究報告会にて、パネルディスカッション「住まいのコモニング」が開かれました。住宅の私有化、商品化(ジェントリフィケーション)を乗り越え、住まいをもう一度開かれたものにす...
少し前、ソウルに滞在する機会がありました。ソウルで訪れた場所の中で魅力的だと感じたのはソウル路7017(Seoullo 7017)、清渓川(Cheonggyecheon)、東大門デザインプラザ(Dongdaemun De...
2024年6月24日、新潟市東区の「実家の茶の間・紫竹」を訪問させていただきました*1)。2016年8月1日に初めて訪問し、その後、何度か訪問する機会がありましたが、訪問の度に新たなことに気づかされる場所です。 地域にお...
はじめに 2024年5月26日(日)、水戸市民会館で人間・環境学会(MERA)第31回大会シンポジウム「環境をつくる:子ども、遊び、現実」が開催されました。 ■環境をつくる:子ども、遊び、現実 本シンポジウムでは、「環境...
精神分析医の北山修が編集した書籍『共視論:母子像の心理学』(講談社, 2005年)を読みました。浮世絵には蛍、花火、しゃぼん玉など「同じ対象を共に眺めているように見える母子像が頻繁に登場する」。北山修(2005)は、「同...
近年、各地に居場所が開かれています。人々は、居場所に対してどのようなきっかけで訪れているのか。運営に関わるために訪れる人、プログラムに参加するために訪れる人がいます。居場所の中には飲食のできるカフェ、レストランとして運営...