『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

新千里北町の「大きな本」

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2015年12月15日(火)、千里ニュータウン研究・情報センターのメンバーの方々らと一緒に新千里東町の第八中学校から、新千里北町の北丘小学校内にある「畑のある交流サロン@kitamachi」に「大きな本」を移動させました。

第八中学校では11月上旬から「大きな本」を展示。第八中学校を会場として開催された11月28日の第八中学校の創立50周年記念式典、12月5日の「第11回千里ふれあいフェスタ」の会場でも「大きな本」を展示してきました。
今回、新千里北町でも「大きな本」を使うという話が持ちあがったことから、「大きな本」を搬入することとなりました。

搬入にあわせて、近畿大学建築学部の学生のみなさんが新しい「大きな本」(タイトル:新千里北町の大きな本)を作成してくださいました。
「新千里北町の大きな本」は6ページの本で、表紙(1ページ)には北町公園西側にある通りを越えた向かいの部分に残っている竹林の写真。2ページ目には新千里北町に特徴的な動物の車止めの写真が掲載されています。3ページ目には新千里北町周辺の1000分の1の地図。表紙(1〜2ページ)が新千里北町の住区の形にくりぬかれているため、本を閉じた状態でも新千里北町の地図が見えるようになっています。
4〜5ページには新千里北町の昔の写真、新千里北町に残る新住宅市街地開発法の看板の写真などが掲載された写真のページになっています。6ページ目は白紙のページ。「新千里北町の大きな本」はルーズリーフのようにページを追加できるように考えられており、6ページ目、及び、追加したページには住民の方に自由に写真などを貼ってもらえるようにしているとのこと。例えば、「畑のある交流サロン@kitamachi」の活動写真などを貼ってもらえたらと考えています。

新千里北町では「大きな本」を使って以下のような活動を予定しています。
2015年12月16日(水)には「畑のある交流サロン@kitamachi」の参加者を含む住民に、「大きな本」などを見てもらいながら昔の思い出をインタビューする予定です。2015年12月19日(土)には北丘小学校の50周年を記念して開催される「北町みんなでペイント祭り」(北丘小学校のプール外壁部分に子どもたちがペンキで絵を描くというイベント)のワークショップにて、「ぶらり千里」と「大きな本」を使って、千里ニュータウン、新千里北町のことを紹介する予定です。

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