『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

「居場所ハウス」がオープンから7年を迎えました

2020年6月13日、「居場所ハウス」はオープンから7周年を迎えました。

これまで末崎町内、国内、そして、国外から多くの方々からご支援・ご協力をいただきました。これまでにご支援・ご協力くださった皆様に感謝申し上げます。

例年、周年記念行事を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止のため周年記念行事は中止となりました。そこで、ウェブサイトにて7周年のご報告をさせていただきます。

「居場所ハウス」7年間の歩み

「居場所ハウス」は東日本大震災から約2年後の2013年6月13日にオープンしました。

オープン当初は週7日、2013年7月からは週6日(木曜定休)の運営を行い、オープンから2020年3月末までの運営日数は2,054日になります。2020年3月末までの延べ来訪者数(スタッフを含む)は47,219人、1日平均で23.0人となります。

2015年5月からは週6日(木曜定休)の食堂をスタートさせました。スタートから2020年3月末までの運営日数は1,448日になります。2020年3月末までの延べ食堂利用者数(スタッフを含む)は13,538人、1日平均で9.3人となります。来訪者数に対する食堂利用者数に対する割合は、最近では50%を超える月があるなど、食堂の位置づけが大きくなっています。
なお、食堂のキッチンとして利用している建物は、地域の方と「居場所ハウス」のメンバーが中心となり、自分たちで建設したものです。

2017年4月から、毎週月・火・金の夜間、一般社団法人・子どものエンパワメントいわてによる「学びの部屋」(2018年4月からは「学びの時間」)が始まりました。子どもたちの自学自習のための時間で、以前は末崎町の大田仮設で行われていた活動。大田仮設が閉鎖されたのに伴い、「居場所ハウス」に場所を移して継続されることになりました。
スタートから2020年1月末までに411回が開催。2020年1月末までに参加した子どもは、中学生を中心として延べ4,412人、1回平均で10.7人となります。

「居場所ハウス」のこれまでの歩み(略年表)をこちらのページに掲載しています。よろしければご覧ください。