千里ニュータウンの新千里東町では、2000年代に入ってから集合住宅の再開発が進められてきました。既に大半の再開発が終わっていますが、現在、UR新千里東町団地と近隣センターの再開発が進められています。
近隣センター
新千里東町の近隣センターは、旧府営新千里東住宅の南部分(東地区)の工事が完了し、現在、旧近隣センターの西2地区の工事が進められています。
写真は、もみじ橋通りから近隣センターを撮影したもの。手前にある2階建ての建物が旧近隣センター(西1地区)で、奥に見える高層の分譲マンションの1階部分が新近隣センターの店舗(東地区)。
旧近隣センターの西1地区にあった店舗は、コミュニティカフェの「ひがしまち街角広場」を除いて、全て新近隣センターに移転しています。
旧近隣センターの西2地区には、スーパーマーケット「青葉」がありましたが、「青葉」の建物は既に取り壊しが完了。現在、西2地区では公益施設の建設が進んでおり、ほぼ外形が完成しています。
店舗が移転したため、旧近隣センター(西1地区)の北側は立入禁止となっています。
この後、西2地区に公益施設が完成した後、旧近隣センターの西1地区で運営・営業されている東町会館、郵便局、東町交流室が公益施設に移転。旧近隣センターの西1地区の建物が取り壊され、跡地に分譲マンションが建設される予定となっています。
運営が継続されている「ひがしまち街角広場」も2022年5月末で、約21年間の運営を終了することになっています。
UR新千里東町団地/千里グリーンヒルズ東町
千里中央地区と千里中央公園を結ぶ歩行者専用道路「こぼれび通り」の南側に位置するUR新千里東町団地は、4棟の高層住棟が千里グリーンヒルズ東町に再開発されています。
2020年11月には高層住棟であるC27棟と集会所(C31棟)の建て替えにより、千里グリーンヒルズ東町の101・102・103号棟が完成。現在、残りの3棟の高層住棟であるC28〜C30棟の解体工事が進められています。