『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里ニュータウン再開発の光景@新千里東町近隣センター・UR新千里東町団地(2022年8月)

千里ニュータウンの新千里東町は、2000年代に入ってから集合住宅の再開発が進められてきました。大半の再開発が終了しましたが、現在、UR新千里東町団地と近隣センターの再開発が進められています。

近隣センター

新千里東町の近隣センターの再開発は、西1地区の工事が始まっています。

写真は、もみじ橋通りから近隣センターを撮影したもの。手前の白い工事の囲いがされている部分が、旧近隣センターの店舗部分。ここで最後まで運営していたコミュニティカフェ「ひがしまち街角広場」も、2022年6月30日で明け渡しが行われました。

この後、西1地区には分譲マンションが建設予定ですが、南西角の東町会館などが入っている建物、かつての要員住宅(併存住宅)で郵便局が入る建物はまだ工事が始まっていません。

旧近隣センターの西2地区には、スーパーマーケット「青葉」がありましたが、この部分には地区会館、保育所、郵便局が入る公益施設が完成しています。

地区会館は(東町会館)既に2022年7月16日にオープンしており、表には英会話教室(英会話スクール)ののぼり・看板が出されていました。地区会館の一画には、2022年9月12日には地域住民が運営する新たなカフェ「Harbor 101」がオープン予定。窓に貼られた案内によると、水曜日と日曜日を除く週5日、9時から17時まで営業されており、メニューはサンドイッチ、パンケーキ、コーヒー、ソフトドリンクなどと書かれていました。また、郵便局も2022年秋に西1地区から移転する予定です。

UR新千里東町団地/千里グリーンヒルズ東町

千里中央地区と千里中央公園を結ぶ歩行者専用道路「こぼれび通り」の南側に位置するUR新千里東町団地は、4棟の高層住棟が千里グリーンヒルズ東町に再開発されています。
2020年11月には高層住棟であるC27棟と集会所(C31棟)を再開発した、千里グリーンヒルズ東町の101・102・103号棟が完成。残りの3棟の高層住棟であるC28〜C30棟の解体が既に終了しています。