『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

ひがしまちって『どんな』まち?展が場所を移転して再開

2022年、千里ニュータウンはまちびらき60周年を迎えました。
ディスカバー千里(千里ニュータウン研究・情報センター)はまちびらき60周年として、UR都市機構西日本支社、近畿大学建築学部鈴木毅研究室と共同で、建て替えが進むUR新千里東町団地(千里グリーンヒルズ東町)の工事仮囲いをキャンバスと見立てた展示「ひがしまちって『どんな』まち?展」を行いました。

「ひがしまちって『どんな』まち?展は、2023年8月1日から、UR千里グリーンヒルズ東町の集会所前の工事仮囲いに場所を移転して再開しています。


人工的に作られた千里ニュータウンは歴史のない街、個性のない画一的な街と見なされることがあります。しかし、千里ニュータウンは当時の最先端の考え方を取り入れて計画・開発され、それが現在の豊かな暮らしの環境にも継承されています。まちびらきから60周年を迎える千里ニュータウンには、多くの暮らしの歴史が蓄積され、様々な試みがされてきました。「ひがしまちって『どんな』まち?展」は、このような思いを背景として企画したものです。

展示は、7枚の大きな写真を通して、新千里東町がどのような街かを紹介するとともに、新千里東町の主な出来事、貴重な写真、お寄せいただいた思い出を、長さ約30mの年表形式の屋外形式で作成。展示のデザインは鈴木毅研究室を卒業した近畿大学大学院修士1年のSさんによるもので、今回、場所を移転して展示するにあたって、新たに思い出を追加していただきました。

この展示が、新千里東町の歴史や価値を振り返っていただく、知っていただく機会になればと考えています。ぜひ展示をご覧ください。

  • 会場:UR千里グリーンヒルズ東町103号棟1階の集会所前
    豊中市新千里東町2丁目。北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」から徒歩約10分。展示会場へのアクセスはこちらのページをご覧ください
  • 期間:2023年8月1日~
  • ※屋外展示のため、団地にお住まいでない方も自由にご鑑賞いただけます。見学に際しては、団地にお住まいの方のご迷惑にならないようご配慮ください