『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

ひがしまちって『どんな』まち?展のご案内

2022年、千里ニュータウンはまちびらき60周年を迎えます。
ディスカバー千里(千里ニュータウン研究・情報センター)はまちびらき60周年として、UR都市機構西日本支社、近畿大学建築学部鈴木毅研究室と共同で、建て替えが進むUR新千里東町団地(千里グリーンヒルズ東町)の工事仮囲いをキャンバスと見立てた展示「ひがしまちって『どんな』まち?展」を開催します。

人工的に作られた千里ニュータウンは歴史のない街、個性のない画一的な街と見なされることがあります。しかし、千里ニュータウンは当時の最先端の考え方を取り入れて計画・開発され、それが現在の豊かな暮らしの環境にも継承されています。まちびらきから60周年を迎える千里ニュータウンには、多くの暮らしの歴史が蓄積され、様々な試みがされてきました。「ひがしまちって『どんな』まち?展」は、このような思いを背景として企画したものです。

展示は、7枚の大きな写真を通して、新千里東町がどのような街かを紹介するとともに、新千里東町の主な出来事、貴重な写真、お寄せいただいた思い出を、長さ約30mの年表形式の屋外形式で作成(展示のデザインは鈴木毅研究室4年生のSさんによるもの)。
この展示が、新千里東町の歴史や価値を振り返っていただく、知っていただく機会になればと考えています。ぜひ展示をご覧ください。

  • 会場:UR新千里東町団地後工区仮囲い(こぼれび通り沿い)
    豊中市新千里東町2丁目。北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」から徒歩約8分
  • 期間:2022年10月19日~2023年4月2日
  • ※屋外展示のため自由にご鑑賞いただけます
  • ※2023年8月1日からUR千里グリーンヒルズ東町の集会所前に移転

(更新:2023年8月4日)