居場所:自らが身銭を切って開く公共の場所
日本では2000年頃から居場所をキーワードとする場所(まちの居場所)が同時多発的に開かれてきました。 地域住民が気軽に集まれる場所が欲しい、地域で働きたい、地域で子育てしたい、何歳になっても地域で住み続けたいなど、居場所...
日本では2000年頃から居場所をキーワードとする場所(まちの居場所)が同時多発的に開かれてきました。 地域住民が気軽に集まれる場所が欲しい、地域で働きたい、地域で子育てしたい、何歳になっても地域で住み続けたいなど、居場所...
哲学者の鷲田清一氏は『濃霧の中の方向感覚』(晶文社, 2019)の中で、次のようにな指摘をされています。 「それは、わたしたちが何かを変えようと思うなら、そういう改革について議論する場そのものが、それをすでに部分的には実...
岩手県大船渡市の「居場所ハウス」が「令和元年度『新しい東北』復興・創生顕彰」を受賞しました。 「『新しい東北』復興・創生顕彰」は以下のような趣旨で創設されています。 「復興庁では、震災復興を契機として、原状復帰にとどまら...
今日(2020年2月12日)、「居場所ハウス」に視察に来られた方から次のような質問がありました。高齢者、障害者、子どもを含めた人々が共生する地域はどう実現できると思うか? という質問です。 少し前、「居場所ハウス」に視察...
「居場所ハウス」では定休日の木曜を除く毎日、11:30〜13:30まで食堂を運営しています。食堂は、屋外に建設したキッチンを活用して2015年5月からスタート。屋外のキッチンで調理し、「居場所ハウス」内に運んで、気候が良...
哲学者・批評家の東浩紀氏は、原発事故のあったチェルノブイリへの観光ツアーを開催されています。事故現場や被災地域の訪問に加え、事故処理作業員との対話、旅行前後のセミナーなど、「常識的には観光ではなく視察や研修と呼んだほうが...
毎月、月末の火曜日、「居場所ハウス」ではNPO法人「大船渡共生まちづくりの会」による碁石サロン」が開かれています。 東日本大震災後の高台移転で住まいがバラバラになり、以前のように日常的に顔を合わせる機会がなくなってしまっ...
2019年12月22日(日)、「居場所ハウス」は多世代の人々にとっての場所になりました。 午前中にはクリスマスケーキ作りが開催されました。 末崎町の平地域の子ども会としての参加を含め、16人の子ども、11人の母・祖母が参...
2019年12月21日(土)、「居場所ハウス」にて朝市を開催しました。2014年10月から毎月開催している朝市です。 お米、野菜、魚、乾物、干し柿、花、衣類に加えて、年末ということでしめ縄の販売や包丁研ぎも。19の個人や...
ダチケンゼミ編『足立孝先生生誕百周年記念論文集:人間・環境系からみる建築計画研究』(デザインエッグ社 2019年)に、「居場所と施設:非施設としての居場所の可能性」という文章を寄稿させていただきました。同じ大学研究室を出...