「実家の茶の間・紫竹」から教わったこと
2024年6月、新潟市の「実家の茶の間・紫竹」を訪問しました。この日訪問して感じたことをまとめた文章「地域における助け合いの拠点『「実家の茶の間・紫竹』から教わったこと」を、さわやか福祉財団が発行する冊子『さぁ、言おう』...
2024年6月、新潟市の「実家の茶の間・紫竹」を訪問しました。この日訪問して感じたことをまとめた文章「地域における助け合いの拠点『「実家の茶の間・紫竹』から教わったこと」を、さわやか福祉財団が発行する冊子『さぁ、言おう』...
2024年6月24日、新潟市東区の「実家の茶の間・紫竹」を訪問させていただきました*1)。2016年8月1日に初めて訪問し、その後、何度か訪問する機会がありましたが、訪問の度に新たなことに気づかされる場所です。 地域にお...
近年、各地に開かれている居場所と、従来の施設との違いの1つとして、当事者と利用者という違いがあると捉えています(田中康裕, 2021)。施設では、誰がどのように運営するかがあらかじめ決まっていたり、運営側が運営のあり方を...
「ソシオペタル」と「ソシオフーガル」 向かい合って座る電車の4人掛けのボックス席と、それぞれが別の方向を向いて座る背中合わせのベンチ。仲間同士で座った時に、どちらが会話しやすいかというと、当然、4人掛けのボックス席という...
先日、下の写真に映っている女性の行動はどのように記述できるかという議論をする機会がありました。「たたずむ」と記述するか、あるいは、「塔を見る」と記述するか、「ビニル袋を手に下げる」と記述するか。 ある方から、観察者がどう...
「居場所ハウス」に初めて来られた方が、十周年記念感謝祭の後片付けを終えて、スタッフらが休憩している様子を見て、「親戚の家」のようだと話されていました。 「親戚の家」という言葉を聞いて、これまで訪れた場所でも同じような表現...
居場所における理念 2000年頃からコミュニティカフェ、地域の茶の間、宅老所など従来の施設(制度:Institution)ではない場所が同時多発的に開かれるようになってきました。 筆者らは、このような場所を居場所(まちの...
2022年9月26日(月)、新潟市東区にある「実家の茶の間・紫竹」を訪問させていただきました。 「実家の茶の間・紫竹」は空き家を活用して2014年10月18日に開かれた場所で、間もなくオープンから8年を迎えます*1)。河...
2022年9月1日〜2日、さわやか福祉財団主催の「いきがい・助け合いサミットin東京」に参加しました。1日目には、「共生型常設型居場所をどう広げるか」をテーマとする分科会に登壇させていただきました。 ■分科会8:共生型常...
居場所における正統的周辺参加 新潟市東区に、新潟市の最初の「地域包括ケア推進モデルハウス」(基幹型地域包括ケア推進モデルハウス)として開かれた「実家の茶の間・紫竹」という場所があります*1)。「地域包括ケア推進モデルハウ...