シンガポールの小さな書館「リトル・ライブラリー」と地域の場所における本の意味
シンガポールでは、近年、リトル・ライブラリー(Little Library)と呼ばれる小さな図書館が各地に開かれています*1)。リトル・ライブラリーは、住民手作りのコミュニテイの場所で、本は住民の寄付によって揃えられてい...
シンガポールでは、近年、リトル・ライブラリー(Little Library)と呼ばれる小さな図書館が各地に開かれています*1)。リトル・ライブラリーは、住民手作りのコミュニテイの場所で、本は住民の寄付によって揃えられてい...
現在、北京では、中心部の南東の通州区に副都心(サブセンター)の開発が進められています。2023年12月27日、副都心の都市緑心森林公園内に3つの文化施設がオープンしました。北京芸術センター、北京大運河博物館、そして、ここ...
フランス文学者で思想家、武道家でもある内田樹(2023)は、図書館について次のように述べています。 「図書館の使命は『無知の可視化』だと思うんです。自分がどれほど無知であるかを思い知ること。今も無知だし、死ぬまで勉強して...
千里ニュータウンの豊中市域の住区である新千里北町について、近年、大規模な再開発が進められている府営住宅(B棟)のこと、UR団地(C棟)における「トライぶらり」という新たな試みのことをご紹介します。 府営新千里北住宅/豊中...
シンガポールでは、国民の約8割がHDB(Housing and Development Board:住宅開発庁)が開発する住宅に住んでいます。HDBが開発する最新のニュータウンであるプンゴル(Punggol)に、2022...
シンガポールでは、国民の約8割がHDB(Housing and Development Board:住宅開発庁)が開発する住宅に住んでいます。近年、HDBが開発する街(HDBタウン/ニュータウン)に、巨大な複合施設が開か...
先日、下の写真に映っている女性の行動はどのように記述できるかという議論をする機会がありました。「たたずむ」と記述するか、あるいは、「塔を見る」と記述するか、「ビニル袋を手に下げる」と記述するか。 ある方から、観察者がどう...
シンガポールには、国立図書館庁(National Library Board:NLB)が運営する公共図書館(Public Library)が27館あります*1)。 このうち、ジュロン(Jurong)、タンパニーズ(Tam...
ベドック(Bedok)はシンガポール東部に位置し、古くからHDB(Housing and Development Board:住宅開発庁)による開発が進められてきた街で、HDBが1992〜2024年まで用いていた分類では...
日本の高齢者施設について、少し前、次のような話を伺ったことがあります。高齢者施設は入居者のためのもので、施設が立地している地域の住民のものになっていない。もしも、高齢者施設が地域に開かれていれば、施設に入居した後も、その...