『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

サンフランシスコ国際空港(国際線ターミナル)のUber/Lyftの乗り場

サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport/SFO)に到着し、サンフランシスコのダウンタウンへ移動する場合、電車(BART)、ホテルのシャトルバス、タクシーと並んで、現在ではUberやLyftといったライドシェアを利用するのも1つの選択肢となります。

初めてサンフランシスコ国際空港を訪れた時、どこからUberやLyftに乗ればいいか不安になりますが、以下のように掲示もされているため、容易にUberやLyftの乗り場を見つけることができます。

サンフランシスコ国際空港(国際線ターミナル)の「到着フロア」は2階。到着ゲートを出た後、3階の「出発フロア」へ上がると、写真のような掲示が見つかります。「Ride App Pickup」と書かれている扉の外で、スマートフォンのアプリケーションから配車を依頼していたUberやLyftにピックアップしてもらうことが可能。
道路の混雑状況にもよりますが、30分ほどでサンフランシスコの中心部に到着します。

ライドシェアとは、タクシーと異なり、一般の人が空いている時間に自家用車で運送サービスをする仕組み。日本では、自家用車による運送サービスは白タク行為に当たるとして普及していませんが、アメリカでUber、Lyftは日常の足として普及しています。
サンフランシスコ国際空港に「Ride App Pickup」という掲示がされていることからも、ライドシェアが普及していることが伺えます。

Uber、Lyftはスマートフォンのアプリケーションで、ピックアップ場所・行き先を指定できるため英語での会話が不要、代金やチップの支払いが可能という点で、観光客にとっても非常に便利なサービスです。アプリケーションのダウンロード、アカウントの登録は日本国内でも行えるため、出発前に作業を済ませておくことをおすすめします。

日本のタクシーの運転手は男性の方が大半です。それに対して、2018年9〜10月にサンフランシスコに滞在していた間、UberとLyftを合わせて5回利用しましたが、3人が男性、2人が女性でした。

Uber、Lyftは同様のサービスですが、セクハラが発生したUberを嫌い、Lyftを好んで利用する人もいると伺いました。
Uber、Lyftに登録している車には、それぞれのロゴシールが貼られていますが、サンフランシスコ滞在中、UberとLyftの両方のロゴシールが貼られた車も見かけました。両方に登録している人がいるということです。


以前は「Ride App Pickup」と書かれた扉のすぐ外側がピックアップの場所でしたが、現在は、ピックアップの場所が少し移動しています。

「Ride App Pickup」と書かれた扉は変わっていませんが、(扉のすぐ外側ではなく)扉を出た正面の横断歩道を渡ったところの「16」「17」と表示されている場所が「Ride App Pickup/Drop Off Zone」になっています。

(更新:2019年10月01日)

  • Uber、Lyftのピックアップ場所は記事公開時の情報です。ピックアップ場所が変更されている可能性がありますので注意ください。