『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

ディスカバー千里の新しい絵葉書セットが完成しました

ディスカバー千里」(千里ニュータウン研究・情報センター)では、2002年に設立した「千里グッズの会」が当初から取り組んでいた千里ニュータウンの絵葉書作りの活動を継承しています。

最近、新しい絵葉書セット2種類の販売を作成しました。1枚50円で「ひがしまち街角広場」で常時販売しています。今後はイベントの会場でも販売する予定です。

府営新千里東住宅セット

新千里東町の府営新千里東住宅は、2009年5月から入居者の仮移転が開始。順次、高層住棟への建替が始まっています*1)。

2018年3月上旬、府営新千里東住宅で育った千里ニュータウン第二世代の女性から、府営新千里東住宅の写真を絵葉書にして発売して欲しいという要望がありました。
府営新千里東住宅は建替えが進み、かつての姿が消えつつあるため、「自分が
住んでいた団地の写真を思い出として持っていたい」、「遠くに住んでいる府営新千里東住宅出身の友人に送りたい」という人は多いはずだという話でした。
「ディスカバー千里」ではこの要望を受け、府営新千里東住宅の絵葉書作りを行うことに。「ディスカバー千里」のメンバーで候補になる写真を選定した後、2018年12月1日(土)に第八中学校で開催された「第14回千里ふれあいフェスタ」の会場で人気投票を行いました。

千里ニュータウンでは府営住宅が囲み型配置されているという特徴があります。ほとんどの府営住宅では住棟が「コの字型」で配置されていますが、府営新千里東住宅は住棟が「ロの字型」に配置されています。絵葉書セットにしたのは「ロの字型」の中庭と、移転・建替が進められている新千里東町近隣センターを撮影した写真の4枚の写真です。
これらは「第14回千里ふれあいフェスタ」での人気投票の上位4種類の写真です。

2019年4月26日(木)、「ひがしまち街角広場」で絵葉書をビニル袋にセットする作業を行なっていたところ、ボランティアスタッフの方が見て、過ごしていた方に紹介してくださいました。自分の住んでいた住棟が写っているなどと言いながら、早速、絵葉書を購入してくださる方がいました。

絵葉書の詳細はこちらをご覧ください。

ディスカバー千里の活動セット

「ディスカバー千里」は、「千里グッズの会」が取り組んでいた千里ニュータウンの絵葉書作り、「大きな本」を継承しているのに加え、ガイドツアー、車止め調査を始め様々な活動に取り組んできました。これまでに取り組んできた活動を紹介するための絵葉書セットです。

絵葉書セットにしたのは次の4枚の写真です(右上から時計回り)。

絵葉書の詳細はこちらをご覧ください。


  • 1)府営新千里東住宅の建替えによって生まれた南側の敷地へは、近隣センターが移転することになっています。近隣センターの移転・建替えはこちらの記事の第2章をご覧ください。