2016年6月10日(金)、千里中央にてディスカバー千里(千里ニュータウン研究・情報センター)の定例ミーティングを行いました。
定例ミーティングは、今後の活動に向けてメンバーで情報共有、意見交換のために開いているもの。この日のミーティングでは以下のような点について情報共有、意見交換しました。
- 2016年5月28日(土)に開催された人間環境学会(MERA)の第23回大会での、新千里北町の車止めについての発表報告
- 2016年10月9日(日)に開催予定の「ひがしまち街角広場」(新千里東町近隣センター)の15周年記念行事への協力
- 2016年10月29日(土)にUR新千里東町団地で開催予定のイベントへの協力(まち歩きの実施など)
- ディスカバー千里主催のガイドツアーの開催方法、コースの検討
1点目の人間環境学会(MERA)大会での新千里北町の車止めについての発表は、ディスカバー千里のメンバーと近畿大学の教員・学生が一緒にまち歩きをして調べた結果を、近畿大学のTさんがまとめたもの。
Tさんからは、①車止めを計画した人に話を聞くことが可能なら直接話を聞くとよい、それと同時に、②計画者側の観点だけでなく、住民の方から車止めについての話や思い出を聞くのは興味深い、という意見を人間環境学会の大会でもらったという報告。
この日のミーティングでは、参加したディスカバー千里のメンバーから
- 今回作った車止めのマップは住民の方も見たことがない貴重なものなので、住民の方に見ていただく機会を作った方がよい、その時に思い出を聞くことができるのではないか
- 車止めの中には既に撤去されたり、場所が移動されたものがある。撤去されたり、移動されたりする前の、計画当初の時点のマップを作るのもよいのではないか
などの意見がありました。
10月の「ひがしまち街角広場」の15周年記念行事、UR新千里東町団地を会場とするイベントに向けて、メンバーらで引き続き議論しながら、準備したいと思います。なお、イベントの詳細は改めてご紹介させていただきます。
*写真は、武部俊寛「新千里北町を構成する車止めに関する研究」の人間環境学会での発表ポスター。