『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

岩手県大船渡市からの便り③(豊中駅前まちづくりニュースへの寄稿)

大阪府豊中市の「有限会社豊中駅前まちづくり会社」が発行する『豊中駅前まちづくりニュース』(Vol.175 2016年6月1日号)に寄稿させていただいた3回目の文章です。

豊中への便り:岩手県大船渡市からの便り③

「居場所ハウス」は木曜を除く週6日の運営を継続し、もうすぐオープンから3年を迎えます。「居場所ハウス」は地域の人々が気軽に訪れることができるカフェとしてオープンしましたが、今ではカフェの枠組みには収まりきらない様々な活動を行っています。
運営のあり方を大きく変えることになったのが朝市と食堂の運営。「居場所ハウス」のある大船渡市末崎町(まっさきちょう)には買い物や飲食ができる店舗がほとんどありません。こうした地域の状況をふまえ、また、「居場所ハウス」の運営基盤を確立するために始めたのが朝市と食堂。朝市は2014年10月から毎月開催、食堂は2015年5月から週6日運営しています。
オープンからの3年間を通して、「居場所ハウス」では自分たちが楽しむための活動に加えて、地域をより良いものにするための活動が生まれてきました。これからもアイディアを持ち寄り、様々な活動を展開していくことが求められると考えています。

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