『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

UR新千里東町団地にて「団地パンまつり&まち歩き」を開催します

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2016年10月29日(土)、UR新千里東町団地にて「団地パンまつり&まち歩き」を開催します(UR、豊中市、千里ニュータウン研究・情報センター(ディスカバー千里)の共催)。

  • 日時:2016年10月29日(土) 10時〜17時
  • 場所:UR新千里東町団地の集会所とその周辺(北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」下車、徒歩約5分)

会場にはパン、コーヒー、紅茶、焼き菓子などの販売が行われます(出店者の詳細はチラシをご覧ください)。

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千里ニュータウン研究・情報センターでは会場で「大きな本」の展示、千里の絵はがきなどのグッズの販売、そして、千里まち歩きを行います。

千里まち歩きは千里ニュータウンの刊行冊子『ぶらり千里』の編集に携わったメンバーが中心となり、『ぶらり千里』の刊行を受けて開催された「千里まちあるきガイド・ボランティア養成講座」(主催:千里文化センター・コラボ)の受講者の協力も得ながら行うガイド付きのまち歩きです。まち歩きはUR新千里東町団地を起点とし、東町公園、千里中央公園などを巡るコースを予定。現在、千里ニュータウン研究・情報センターのメンバーでコースの検討を行っています。
千里まち歩きの概要は以下の通りです。

  • 千里中央公園コース:10時〜(定員20人)、14時〜(定員10人)
  • 新千里東町公園コース:10時〜(定員10人)、14時〜(定員20人)
  • 所要時間:各コースとも約60分
  • 小雨決行
  • 参加費:無料
  • 申込み:10月14日(金)より電話にて事前申込みの受付開始。各コースとも先着順
  • 申込み先:豊中市千里文化センター・コラボ(06-6831-4133)

また、UR新千里東町団地の集会所には、新千里東町近隣センターで運営するコミュニティ・カフェ「ひがしまち街角広場」のメンバーによる陶器の交換会、「千里竹の会」のメンバーの中で、新千里東町の住民らで結成している「夢志クラブ」メンバーによる竹細工作り教室、及び、竹細工の販売なども行う予定です。

千里ニュータウン研究・情報センターは、「ひがしまち街角広場」、「夢志クラブ」のメンバーと当日の内容について意見交換しています。

千里ニュータウンにお住まいの方も、遠方からお越しの方も、ぜひ千里まち歩きにご参加ください。


なお、今回の千里まち歩きは、参加される方に千里ニュータウンの歴史、魅力をお伝えする機会を作るとともに、次のような意義があると考えています。
1つ目は『ぶらり千里』の展開。『ぶらり千里』は千里ニュータウン研究・情報センターのメンバーら千里の住民が中心となって編集し、2015年3月31日に刊行されました。刊行の目的は、もちろん冊子を作ること自体ではありません。『ぶらり千里』を通して千里ニュータウンの歴史、魅力を伝えること。『ぶらり千里』の編集に携わったメンバーが中心となってガイドを行う今回の千里まち歩きは、『ぶらり千里』という冊子作りを通して共有した情報を、他の人にも伝えるという意味で、『ぶらり千里』後の展開という具体的な一歩になると考えています。

2つ目は住民と行政との本当の意味での協働事業であること。『ぶらり千里』の編集になったメンバーは、以前、千里文化センター・コラボの市民実行委員に参加していました。「コラボ」の中で市民実行委員としての活動を経験した後、「コラボ」から独立した活動を続けています。「コラボ」市民実行委員の狙いは、「コラボ」内での完結した活動、公民館活動を行うことではありません。市民実行委員として経験をふまえて、「コラボ」だけにとどまらず広く地域で活動する人材を育てること。今回の千里まち歩きは、市民実行委員から独立して活動するメンバーが、「コラボ」と対等なかたちで協働するものであり、千里ニュータウンにおける住民と行政との協働のモデルケースと言ってよいと思います。

3つ目は千里ニュータウン研究・情報センターと、「ひがしまち街角広場」、「夢志クラブ(千里竹の会)」という新千里東町を拠点として活動するグループが連携する機会となったこと。こうした連携の形は、これ移行も続けていくことができればと考えています。