場所を消費する研究、育てる研究とは
昨年、ILC Japan(国際長寿センター日本)で、大船渡「居場所ハウス」についての研究をさせていただきました(プロダクティブ・エイジング実現に向けた「まちの居場所」の役割と可能性~岩手県大船渡市「居場所ハウス」の取り組...
昨年、ILC Japan(国際長寿センター日本)で、大船渡「居場所ハウス」についての研究をさせていただきました(プロダクティブ・エイジング実現に向けた「まちの居場所」の役割と可能性~岩手県大船渡市「居場所ハウス」の取り組...
2000年頃から各地に「まちの居場所」(コミュニティ・カフェ、まちの縁側、ふれあいの居場所など)が同時多発的に開かれるようになってきました。「まちの居場所」は不登校、遊び場の不足、育児をする親の孤立、虐待、貧困、退職後の...
「居場所ハウス」では2016年4月16日(土)に、「居場所ハウス」の周囲等に高台移転した方/高台移転される方(自力再建、防災集団移転、災害公営住宅へ入居される方)との交流歓迎会を開催しました。この日は晴天にも恵まれ、高台...
大船渡市末崎町で運営している「居場所ハウス」は間もなくオープンから3年を迎えます。 「居場所ハウス」がオープンする少し前から大船渡で生活し、運営のお手伝いをさせていただいていますが、この度、国際長寿センター日本(ILC ...
研究者というと、一般の人には理解できないような難しいことを考えている人、あるいは、日々の暮らしには役に立たないことを考えている人というイメージがあるかもしれません。もちろん、みなに容易に理解できない専門的な知識をもってい...
2015年10月にフィリピン・オルモック市のバゴング・ブハイにおいて、Ibashoフィリピンの中心メンバーである高齢者協会(Senior Citizens Association)のメンバーを対象とするアンケート調査を行...
「居場所ハウス」でいると、時々、取材に来た新聞記者だと間違われることがあります。大きなカメラを持って撮影しているからかもしれませんが、調査をしている者がどのように見られているか? は調査において非常に重要な問題になります...
クラレンス・A・ペリー(1872~1944)の近隣住区論をベースとして計画された千里ニュータウンでは、12の住区が開発されました。 それぞれの住区の中心に配置されたのが近隣センターです。近隣センターは住区に住む人々が歩い...
あるNPO法人の方から相談を受けました。ある研究グループからインタビュー調査を受けることになったけど、このグループは「ちゃんとしたグループなのですか?」「真正面からすべて答えるべきなのですか?」とのこと。この調査に対して...
地域の場所(まちの居場所)に関する研究をしていると、研究の成果をどのように地域へ還元するのか? ということをよく考えます。 研究は今すぐ有用なこと(有用と思われる)だけを目指して行うものではありませんし、今、有用でなない...