「居場所ハウス」の「大きな本」が完成しました。タイトルは「居場所ハウス・アーカイブ2013.06-2014.03」。オープンからの歩みをまとめた写真集です。先日S先生、N先生、Mさんが「居場所ハウス」に来られた際、製本していただきました。
「大きな本」を見て、「俺が欲しいと思ってたのを作ってくれた」、「これ見たら、もっとここのことをみんなに言わないといけないって思った」とKさん。「何かやってもやりっ放しが多いけど」、「居場所ハウス」ではきちんと活動を記録している、とSさん。
日々の様子を記録し、それをみなで共有することは大切ですが、例えば、写真を壁に掲示していくと、壁面がいくらあっても足りません。そういう時、ページのある本という形態であれば。また、本として編集することで、(編集者の視点が入るにせよ)活動の流れを追うことができる。「大きな本」は「居場所ハウス」で展示中です、ぜひご覧ください。
なお、「大きな本」は大阪・千里ニュータウンで行っている「ディスカバー千里」という活動がきっかけとなり制作したものです。千里ニュータウンでは、これまでに「大きな本」を使ってまち歩きやワークショップなども行ってきました。メンバーの間では、「大きな本」には活動の歩みを共有するためのメディアになるだけでなく、色々な可能性があると考えています。