『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

千里グッズの会の受賞記念感謝デー

昨年11月に、千里グッズの会の活動が都市住宅学会の業績賞を受賞しました。千里グッズの会が活動の拠点としている「ひがしまち街角広場」の方々には、千里グッズの会を立ち上げて以来ずっとお世話になってきましたので、1月19日(月)から23日(金)まで、ささやかですが「ひがしまち街角広場」で受賞記念感謝デーを開催しました。
※このように書くと自分で行ったみたいですが、今回の受賞記念感謝デーはOさんが中心となって準備してくださったものです。千里グッズの会の活動報告として、この場でご紹介させていただきます。

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千里グッズの会の受賞と感謝デーについて、新千里東町で隔月で発行されている地域新聞「ひがしおか」には次の記事を掲載していただきました。

東町の皆様にご報告です。千里の絵葉書づくりから始まった千里グッズの会の活動が2014年度都市住宅学会業績賞を受賞いたしました。この賞は、都市住宅計画・事業などに関する優れた業績を表彰するもので、ニュータウンの歴史や価値を、「絵葉書」の作成、「大きな本」の展示、まち歩き等の活動を通して、再発見する試みとして評価していただいたものです。
千里グッズの会は、2002年ひがしまち街角広場で生まれました。以来12年、住民・専門家・学生が、ゆるやかに活動を続ける中で、我々の絵葉書が記録写真になりつつあることに気づかされ、活動は徐々に、千里の理念や街の魅力、住まわれた記憶を共有するための媒体のデザインや展示に展開してきました。2011年からは豊中市市民協働事業として、千里の暮らしのアーカイブと転入者へのウェルカムパックの制作配布もスタートしています。これからも、千里ニュータウンの価値を皆で共有し、東町がさらに良い街に成熟していく活動を続けていきたいと考えています。
新千里東町の皆様への感謝をこめて新年1月19日(月)〜1月23日(金)街角広場にてささやかな感謝データをさせていただきます。どうぞ皆様お越しください。
*「新千里東町で生まれた「千里グッズの会」が都市住宅学会業績賞を受賞しました。」・『新千里東町 ひがしおか』2015年1月1日 第85号

写真は、感謝デー最終日の「ひがしまち街角広場」の様子。カウンターの花は、受賞記念として地域の方から送っていただいたものです。
この日は、近くにある府営新千里東住宅の集会所で「3・3ひろば」が開催されているため、普段より来訪者が少ないという話でしたが、「ひがしまち街角広場」は賑やかで、訪れた人がそれぞれの席に座って思い思いに過ごしていたり、来訪者とスタッフが一緒になって話をしたりと、いつもの雰囲気でした。閉店の15分ほど前、女性が1人やって来られました。「3・3ひろば」に行って来た帰りのようで、「こっちも寂しいやろうと思って来た。お茶だけな」と女性。「3・3ひろば」があるため、「ひがしまち街角広場」に来る人が少ないんじゃないかと思って顔を出されたようです。

新千里東町は、今年、まちびらきから50年を迎えます。東丘小学校でも年間を通して様々な行事が開催されます(東丘小学校PTAの中に、50周年の特別部会も立ち上げられたと伺いました)。早速、2月には小学校5年生が東丘小学校の歴史を研究する「あゆみ研究&座談会」が開催され、この時、千里グッズの会でも新千里東町の歴史を紹介させていただきます。

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