居場所と縁食(アフターコロナにおいて場所を考える-21)
縁食と子ども食堂 「ひとりぼっちで食べること」を意味する孤食に対して、共食、つまり、「広義には、共同体の構成員で同じテーブルを囲んで食事すること」が対置されることがあります。こうした状況に対して、農業史と環境史を専門とす...
縁食と子ども食堂 「ひとりぼっちで食べること」を意味する孤食に対して、共食、つまり、「広義には、共同体の構成員で同じテーブルを囲んで食事すること」が対置されることがあります。こうした状況に対して、農業史と環境史を専門とす...
居場所に関する書籍、『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)が刊行されましたので、ご案内いたします。 田中康裕『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第...
新千里東町近隣センターのコミュニティ・カフェ「ひがしまち街角広場」は、近隣センターの再開発に伴い、2022年夏頃で運営を終了することが決まっています。 運営終了まで残り1年間となりましたが、「ひがしまち街角広場」が実現し...
施設、特に高齢者施設や福祉施設では利用者、あるいは、これに敬称をつけた「利用者さん」という表現が日常的に使われています。このことは、「利用者さん」をキーワードとしてウェブサイトを検索すると、社会福祉法人や介護に関するペー...
臨床心理学者・東畑開人氏による『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(以下、東畑開人(2019)と表記)を読みました。精神科デイケア、その中でも「居場所型デイケア」における「居場所型デイケア」における「いる」...
新型コロナウイルス感染症により、2020年度(2020年4月〜2021年3月)の「居場所ハウス」には様々なことがありましたが、一時各種教室や朝市を中止にしたり、1週間ほど臨時休館にしたりしたことを除けば、ほぼ休むことなく...
大学生の頃、「評価指標を作るのは研究ではない」という言葉を聞いたのを覚えています。研究であるかどうかの判断はできませんし、研究でなければ意味がないわけではないのはもちろんですが、この言葉が今でも記憶に残っています。 その...
トランザクショナリズム 建築計画学、環境行動論、環境心理学などの分野では、人間と環境の関係をどう捉えるかが重要なテーマとされてきました。 なぜこれが重要なテーマになるかと言えば、人間と環境の関係をどう捉えるかによって、生...
少し前、居場所(まちの居場所)を開きたいという方々に、居場所の運営について話をする機会がありました。 話が終わった後、ディスカッションを行いましたが、その時は十分に整理して話すことができなかった点もあり、改めて居場所につ...
近年各地に開かれている居場所(まちの居場所)では、地域の人々が日常的に出入りする場所であることの結果として、様々なかたちでの助け合いが生まれています。 居場所における助け合いは、自治会や町内会といった従来からある地縁型組...