人間・環境関係におけるトランザクショナリズム(相互浸透論)を考えるためのメモ④:デヴィッド・カンターのサリー大学就任記念講義の記録を読む(場所を考える-49)
建築計画学、環境行動論、環境心理学などの分野では、人間と環境の関係をどう捉えるかが重要なテーマとされてきました。人間・環境関係を理解する立場としては、環境決定論、相互作用論(Intaractionalism)、トランザク...
研究建築計画学、環境行動論、環境心理学などの分野では、人間と環境の関係をどう捉えるかが重要なテーマとされてきました。人間・環境関係を理解する立場としては、環境決定論、相互作用論(Intaractionalism)、トランザク...
居場所「ソシオペタル」と「ソシオフーガル」 向かい合って座る電車の4人掛けのボックス席と、それぞれが別の方向を向いて座る背中合わせのベンチ。仲間同士で座った時に、どちらが会話しやすいかというと、当然、4人掛けのボックス席という...
世界のニュータウン千里ニュータウンは2000年代移行、急速に再開発が進められています。特に千里中央地区については、千里センタービル、千里公民館、よみうり文化センターは既に再開発が完了。千里セルシー、オトカリテ(旧・大丸ピーコック)は再開発...
まち・暮らし少し前、人々の姿が目に飛び込んでくる体験の意味について考えたことがあります。先日、社会福祉法人・佛子園が運営するいくつかの場所を訪れる機会があり、このことの意味について改めて考えました。 三草二木西圓寺 佛子園は1960...
まち・暮らし先日、下の写真に映っている女性の行動はどのように記述できるかという議論をする機会がありました。「たたずむ」と記述するか、あるいは、「塔を見る」と記述するか、「ビニル袋を手に下げる」と記述するか。 ある方から、観察者がどう...
居場所ハウス2023年6月11日(日)、岩手県大船渡市末崎町の「居場所ハウス」で十周年記念感謝祭が開催されました。 日時:2023年6月11日(日) 時間:9:45〜13:00 場所:居場所ハウス プログラム: ・9:45 津波伝承...
Ibashoプロジェクト第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 2023年5月20日〜11月26日まで、イタリアで第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(以下、ビエンナーレ)が開催されています。 ビエンナーレの主な会場は、ヴェネチア本島...
まち・暮らし居方における観察者 建築学者の鈴木毅は「人間がある場所に居る様子や人の居る風景を扱う枠組み」として居方という概念を提示しています。居方が提示された背景には、「人の居る情景の豊かさを表現」するための言葉や手法がなかったとい...
居場所2022年9月26日(月)、新潟市東区にある「実家の茶の間・紫竹」を訪問させていただきました。 「実家の茶の間・紫竹」は空き家を活用して2014年10月18日に開かれた場所で、間もなくオープンから8年を迎えます*1)。河...
ひがしまち街角広場千里ニュータウン新千里東町のコミュニティカフェ「ひがしまち街角広場」は、「みんなが何となくふらっと集まって喋れる、ゆっくり過ごせる場所」(初代代表の言葉)を目的として、近隣センターの空き店舗を活用して2001年9月30日...