ストリータリー(Streetery):道路を屋外ダイニングの場所に(アフターコロナにおいて場所を考える-19)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、レストランやカフェでの食事の仕方が大きく変わりました。店内ではテーブルの距離を離す、テーブルやカウンターにパーティションを設置する、入店可能な人数を制限する、大人数での...
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、レストランやカフェでの食事の仕方が大きく変わりました。店内ではテーブルの距離を離す、テーブルやカウンターにパーティションを設置する、入店可能な人数を制限する、大人数での...
建築計画学、環境行動論、環境心理学などの分野では、人間と環境の関係をどう捉えるかが重要なテーマとされてきました。人間・環境関係を理解する立場としては、環境決定論、相互作用論(Intaractionalism)、トランザク...
施設、特に高齢者施設や福祉施設では利用者、あるいは、これに敬称をつけた「利用者さん」という表現が日常的に使われています。このことは、「利用者さん」をキーワードとしてウェブサイトを検索すると、社会福祉法人や介護に関するペー...
臨床心理学者・東畑開人氏による『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(以下、東畑開人(2019)と表記)を読みました。精神科デイケア、その中でも「居場所型デイケア」における「居場所型デイケア」における「いる」...
トランザクショナリズム 建築計画学、環境行動論、環境心理学などの分野では、人間と環境の関係をどう捉えるかが重要なテーマとされてきました。 なぜこれが重要なテーマになるかと言えば、人間と環境の関係をどう捉えるかによって、生...
文には主語と述語があり、「~は」と「~が」が主語を表す。昔、国語の授業でこのように習いました。けれども、「~は」と「~が」はどう違うかについて納得できる説明を聞いたことがなく(覚えていないだけかもしれませんが)、例えば、...
各地に開かれている居場所(コミュニティ・カフェ、地域の茶の間、宅老所などと呼ばれることもある)に人々が居る様子を「参加ではなく居合わせる」と表現してきました。 居場所においては、教室や体操、会議など特定の目的をもったプロ...
居場所と施設 フリースクール、フリースペース、コミュニティ・カフェ、地域の茶の間、宅老所、子ども食堂など、各地に様々な居場所が開かれてきました。目的も、運営のあり方も様々ですが、これらの居場所に共通するのは従来の施設では...
ワシントンDCの非営利法人・Ibashoは、高齢者がお世話をされる側の弱者ではなく、何歳になっても自分にできる役割を担うことで地域と関わっていく存在になれることを目的として活動しており、日本の岩手県大船渡市末崎町で居場所...
社会学者の南後由和氏による『ひとり空間の都市論』(ちくま新書, 2018年)を読み、居場所(まちの居場所)について改めて考え直していました。 居場所は、人々が関係を築いていくことを目的とする場所です。それゆえ、居場所を訪...