『わたしの居場所、このまちの。:制度の外側と内側から見る第三の場所』(水曜社, 2021年)のご案内

「居場所ハウス」の大きな本

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「居場所ハウス」の「大きな本」が完成しました。タイトルは「居場所ハウス・アーカイブ2013.06-2014.03」。オープンからの歩みをまとめた写真集です。先日S先生、N先生、Mさんが「居場所ハウス」に来られた際、製本していただきました。

「大きな本」を見て、「俺が欲しいと思ってたのを作ってくれた」、「これ見たら、もっとここのことをみんなに言わないといけないって思った」とKさん。「何かやってもやりっ放しが多いけど」、「居場所ハウス」ではきちんと活動を記録している、とSさん。
日々の様子を記録し、それをみなで共有することは大切ですが、例えば、写真を壁に掲示していくと、壁面がいくらあっても足りません。そういう時、ページのある本という形態であれば。また、本として編集することで、(編集者の視点が入るにせよ)活動の流れを追うことができる。「大きな本」は「居場所ハウス」で展示中です、ぜひご覧ください。

なお、「大きな本」は大阪・千里ニュータウンで行っている「ディスカバー千里」という活動がきっかけとなり制作したものです。千里ニュータウンでは、これまでに「大きな本」を使ってまち歩きワークショップなども行ってきました。メンバーの間では、「大きな本」には活動の歩みを共有するためのメディアになるだけでなく、色々な可能性があると考えています。

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