理念の部分的な実現@居場所から考える
哲学者の鷲田清一氏は『濃霧の中の方向感覚』(晶文社, 2019)の中で、次のようにな指摘をされています。 「それは、わたしたちが何かを変えようと思うなら、そういう改革について議論する場そのものが、それをすでに部分的には実...
哲学者の鷲田清一氏は『濃霧の中の方向感覚』(晶文社, 2019)の中で、次のようにな指摘をされています。 「それは、わたしたちが何かを変えようと思うなら、そういう改革について議論する場そのものが、それをすでに部分的には実...
2020年2月17日(月)、「居場所ハウス」にて山岸仮設(山岸団地)の元住民による同窓会が開かれました。被災地に開かれた仮設住宅の中で、元住民の主体により、同窓会を開き続けている仮設住宅はほとんどないと思われます。 一時...
2020年2月15日(土)、末崎地区公民館「ふるさとセンター」にて、「デジタル公民館けせん」のパソコン&スマートフォン相談会が開かれました。以前は「デジタル公民館まっさき」として活動していましたが、今年度から「デジタル公...
岩手県大船渡市の「居場所ハウス」が「令和元年度『新しい東北』復興・創生顕彰」を受賞しました。 「『新しい東北』復興・創生顕彰」は以下のような趣旨で創設されています。 「復興庁では、震災復興を契機として、原状復帰にとどまら...
今日(2020年2月12日)、「居場所ハウス」に視察に来られた方から次のような質問がありました。高齢者、障害者、子どもを含めた人々が共生する地域はどう実現できると思うか? という質問です。 少し前、「居場所ハウス」に視察...
2020年2月9日(日)、「居場所ハウス」にてひな人形の飾り付けを行いました。 地域の方と、以前末崎小学校に開かれていた山岸仮設から寄贈いただいた段飾りのひな人形、地域の方からお借りした高田人形などの昔ながらの土人形、そ...
「居場所ハウス」では定休日の木曜を除く毎日、11:30〜13:30まで食堂を運営しています。食堂は、屋外に建設したキッチンを活用して2015年5月からスタート。屋外のキッチンで調理し、「居場所ハウス」内に運んで、気候が良...
何度かご紹介した通り、月末の火曜日、「居場所ハウス」ではNPO法人「大船渡共生まちづくりの会」による「碁石サロン」が開かれています。 東日本大震災後の高台移転で住まいがバラバラになり、以前のように日常的に顔を合わせる機会...
哲学者・批評家の東浩紀氏は、原発事故のあったチェルノブイリへの観光ツアーを開催されています。事故現場や被災地域の訪問に加え、事故処理作業員との対話、旅行前後のセミナーなど、「常識的には観光ではなく視察や研修と呼んだほうが...
大学・大学院では、卒業論文・修士論文(卒論・修論)の締め切りが近づく季節となりました。 東日本大震災の被災地にも、卒論・修論のために多くの大学生・大学院生が調査にやってきたと思います。以前、被災地にお住まいの方から「被災...